どうも、ジャンヌダルクです。
今回はオリンピックでのあるまじき行為についてお話しようと思う。
今記事で分かること
●ショートトラックとは
●北朝鮮の妨害行為
●炭鉱行きなのか?
それでは書いていきましょう!!!
ショートトラックとは
レースは原則として4人(500m、1000m)および6人(1500m)が同時にスタートして、予選、準々決勝、準決勝と各組上位2人(または必要数)が次のラウンドに進出する勝ち抜き方法で行われます。
トラックは1週111.12m(直線:28.85m、カーブの半径:8m) 以前は100m、125mトラックなど、国によって形も異なる時期もありましたが、その後現在の形に統一されました。
レース中の追い越しはいつでもどこでもOKですが、前の選手を押す、あるいは引っ張るなどの妨害行為をすると失格になり、次のラウンドには進めません。(原則的には追い抜く側に責任があります)
日本スケート連盟
追い越しは自由だけれど、選手との接触は失格に繋がりやすくなるということですね。
画像や競技内容から、一触即発ではないですがなかなか激しい戦いになりそうな感じです。
そしてこのショートトラック男子500メートル予選で事件が起きました。
北朝鮮の妨害行為
露骨な妨害行為は2度もカメラに抑えられていました。
それが以下の動画になります。
カーブの地点で転んだ際に巻き込もうとしていますね。。
そしてスタート時の何も無い場所で何故か転んで足に手を伸ばしています。
これが妨害行為として認められないのは少しおかしいですもんね。
もちろんルールに則り、この選手(チョン・グァンボム)は失格となりました。
炭鉱行きって何?
ネット上では彼(チョン・グァンボム選手)の行動に対して
この失態は炭鉱行き決定なのでは?
といった話題で盛り上がっていますが、そもそも「炭鉱行き」とはどういうことなのでしょうか。
過去そんなことがあったのかどうか、そもそも炭鉱送りとは何なのかを調べてみました。
過去に炭鉱送りになったケースI
北朝鮮から韓国へ亡命した、Lee Chang-sooさんという方がいました。
彼は過去に柔道世界選手権でメダルを獲るなど、素晴らしい成績を残した北朝鮮人でした。
●1989年の世界柔道選手権ユーゴスラビア大会銅メダル
●1990年のアジア競技大会銀メダル
素晴らしい成績を残したLee Chang-sooさんですが、この後炭鉱送りとなりました。
それは何故か?
彼曰く、世界で活躍できなかったりすると、代表選手は炭鉱送りになるのだそう。
特に韓国選手に敗北すると炭鉱送りになってしまう確率が高くなるらしいのだ。
実際にLee Chang-sooさんは1990年のアジア競技大会で韓国選手に敗れ銀メダルを獲得し、炭鉱送りとなった。
過去に炭鉱送りになったケースII
重量挙げ男子56キロ級のオム・ユンチョルさんもメダリストとして物凄い成績をおさめている。
●2012年のロンドン五輪で金メダルを獲得
●2013~2015年まで世界選手権で金メダル3連覇達成
そんな世界ランキング1位の彼が2016年のリオ五輪で銀メダルとなってしまったのだが、当時北朝鮮は金メダルを5つ獲るという目標を掲げていたのだ。
もちろん5つのうちの1つはオム・ユンチョルさんも最有力候補としてあがっていたのだろう。
銀メダル確定し、金正恩氏の側近は表彰式を見ることもなく会場を後にした。
その後の彼の行方はどうなったのか、調べたところ不明である。
2017年の活躍記事が見当たらないところ、最悪炭鉱行きの可能性も否めないのだ。。
チョン・グァンボムは炭鉱行きか?
さて、今回のショートトラックのケースでは、韓国人と勝負したわけではなく、日本人を対象に妨害行為をしていたように見える。
また、彼はまだ16歳で特に実績があった訳でもない為、メダルを獲りに行ったというよりも国から命令されて妨害行為に及んだのでは無いだろうか。
そして今回、別競技ではあるがアイスホッケーの南北合同チーム(韓国・北朝鮮)として五輪に出場した経緯があるので、韓国が標的ではないことが濃厚である。
この事から、今回は炭鉱行きになるとは思えない。20歳になる4年後のオリンピックに向けて育成される方が理にかなっているだろう。
まとめ
●過去に炭鉱行きになった選手は少なからず居る
●日本への妨害行為は国の命令である可能性が高い
●今回のチョン・グァンボム氏の炭鉱行きは考えにくい
以上、ジャンヌダルクでした。